同窓会員である機械4期の水谷龍二さん脚本の舞台、「星屑の町」。
今回初めて1期の先輩からの計らいにより実行委員の一員となり、まずは実行委員会から参加することになりました。
キャストは、私くらいの年齢以上ならば有名な俳優ばかりと感じずにはいられない錚々たる面々。
遠い存在のように思えましたが、実行委員会を重ねるうちに過去の苫小牧での公演の話が聞け、どんどん勝手に親近感が湧いてくると同時に楽しみになって来ました!
チケットも 樽前会の新年会でたくさんのOBにご購入いただきましたが、市内のチケット販売所でも早いうちに売れたと聞きました。
母校には演劇部があり、同窓会より10枚寄贈予定でしたが、予想以上の売れ行きのため、半分の5枚を購入し寄贈させてもらいました。
写真は実行副委員長の栗山先生から、演劇部顧問の三河先生への贈呈したところです。
公演当日に水谷さんやキャストの皆さんが移動してしまうということで、前日に懇親会が行われました。
何度も実行委員として関わって来ていた諸先輩達は、キャスト達との久しぶりの再会にお互いに喜び合い、思い出話に花を咲かせていました。
繁華街で綺麗なお姉さんとキャスト達が盛り上がったこと、寒い時期に北海道で裸で大騒ぎしだあと高熱を出したキャストを苫小牧入りしてすぐに病院へ連れて行った話、などなど…
私も初めてながら、お一人のキャストと楽しく話をさせて頂きました。
今は無き駅通りにある満龍で食べたラーメンが美味しかったなど、こちらも懐かしく思う話題が盛りだくさんでした!
そして待ちに待った当日
実行委員は早めに集合し、準備に取りかかりました。
女性は受付係…でしたが、何故か私は同窓会の皆さんと一緒に会場係。
お客様で早い方は会場3時間前から並んでおり、どれだけ苫小牧近郊のお客様が楽しみにされていたのかがよくわかりました。
チケットはほぼ完売だったため、開場間際には、ロビーいっぱいにお客様が並んでいました。
文化会館の大ホール。
お客様に並んで頂いている間にも、中から発生練習が聞こえており、主演キャストの女優のその声量と美声に、始まる前から感動しました。
開演後は。私達実行委員はほぼ立ち見でしたが、公演を心の底から楽しめました。
帰りの誘導もあったのでカーテンコールは見られませんでしたが、最後まで笑い声がロビーまで響いていました。
お帰りになるお客様に向けて、ロビーで小宮孝泰さんの亡くなった奥様との結婚生活を綴った「~妻が愛したネコと・・・・・僕~猫女房」の販売をお手伝いさせていただきましたが、これまたサイン本を用意した以上の売れ行きで必死にサインを書いては渡す…場面が続きました。
お客様がお帰りになった後は私達がサインをして買い求める番。
小宮さん、予想以上の売れ行きに驚き、大変喜んでいました。
最後は撤収作業が待っていました。
諸先輩方に置いていかれ、女性スタッフと簡単な後片付けをしていましたが、もしかしてと大ホールへ向かうとまさに大道具の撤収作業が終わった直後でした。
一回り以上年の離れた大先輩に、「大変だったんだぞ!」と半分笑いながらも「早く手伝え!」と撤収作業に加えてもらいました。
帰りに立ち寄った実行委員の控え室には、主演キャストから一人一人にお菓子の手土産が用意されていました。
関西のお菓子でしたが、美味しく頂きました。
同窓会の先輩達と準備するのも楽しく貴重な経験でしたし、何より会場が笑いで溢れる舞台をみられて、その脚本家が、自分の先輩であることがとでも誇らしく思えました。
最後に、水谷さんと同窓会、他の実行委員と撮った記念写真を添えて、報告を終わりにしたいと思います。
樽前会 工化22期 渡辺 郁子